ma-saのスケッチBOOK 4

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足元にデザインの素

私は、ゆったりした安楽椅子が好きだ。

でも、、、、?
・我が家には大きすぎて入らない。
・重すぎて掃除の時にたいへん。
というお客さんが多くいる。

でも、「安楽」という名前が好きだし、
安楽であって小型バージョンが作りたいと、ずっと悩んでいた。
コンパクトな安楽椅子というテーマはハッキリしているのに、なかなかまとまらない?
デザインは見えているのに、もうひとつ中心があいまいだ?
考えても考えても、堂々めぐり。
課題をかかえて悩んだ学生時代を思い出す。

こんな時は、ちょっとのきっかけで解決できる。
いつものことながら、
ヒントは現場にアリ。
過去の試作にアリ。
で、自分の足元を見ることにしている。

15年前に、あるお宿のためにデザインした「小楽椅子」の試作を思い出した。
この試作椅子を工房の倉庫で発見。
座面の奥行き、幅、厚さがワカッタ。
なるほど、なるほど、、、、。
ポイントは、座のサイズだった。

BC工房のゆったりサイズの大きい椅子は、
だいたいモールドウレタンを使っている。
ウレタンを型(モールド)に流し込んで作る。
イタリアのモールド工場で習った技術だ。

小楽椅子の座のモールドサイズの修正、アレンジで、
デザインの中心が見えてきそうだ。

椅子デザインには、こうしたいろんな要素がMIXされている。
こうした、ひとつひとつの問題点を解決していくのが、私の役目。
椅子デザイナーの役目なんだ。

ma-sa

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