あるじの戯言 23
「夢乃井」姫路ゆめさき川温泉
15年ぶりの姫路訪問。
そのときは、「夕やけこやけ」という、
おしゃれな露天風呂つきの新築別邸へ納品の仕事だった。
なつかしき、楽しい思い出だ。
大きな本館の脇に作られた別邸のお宿。
その当時は、こうした高級別邸の時代です。
お宿のトレンドは、5年くらいで変化しています。
団体さん中心の大型温泉ホテルの時代があった。
今は、シニア層中心の小人数の個人客が多いのかな?
さて、次は?
お宿の代表者との、「未来へのお宿コミュニケーション」が、
私たちのいちばんの仕事に、なっています。
椅子やテーブル、ボードの仕事は、結果としての、最後の仕事かな?
「未来へのお宿コミュニケーション」は、
楽しいアイデアのキャッチボールです。
いっしょにアイデアキャッチボールをしてくださる
2代目、3代目の若い経営者の「あつき情熱」のやりとり。
夢乃井のYさんは、若い情熱そのもの。
熱風が、コチラまでビンビン。
コチラも負けず青っぽいアイデアをぶつけます。
子供さんが喜ぶアイデアを中心に、
ファミリー揃って楽しめる部屋への変身。
家具の仕事というより、部屋の改装の仕事です。
若いスタッフの皆さんとYさんとのコミュニケーションを聞いていると、
「これこそが、お宿のもてなし。」を感じる。
キモノ姿で出迎えたり、見送ったりじゃない。
新しい未来のもてなし文化が生まれそうな気がする。
KEIZO
兵庫県姫路市夢前町前之庄187
https://www.yumenoi.com >