あるじの戯言 14
納品ドラマ
納品は、いつもドラマがある。うれしいドラマ。悲しくなるドラマ。
予期せぬ出来ごとが、必ずある。
先日、愛知県、西浦温泉銀波荘へ。
オイラのふる里、岡崎に近い。
小さい頃は、ここ三河湾に海水浴に来ていた。
波うちぎわにある銀波壮の窓辺から、懐かしい思い出に、ひたった。
海の向こうに、大型船が見えた。
エッ!! ナンダ?
大型の自動車運搬だ。NYKの文字が見える
この日本郵船の自動車運搬船には、7000台から1万台のクルマが載るという。
ココから地球のどこに行くのか。
地球のどこから来たのか。
世界のつながり、地球のつながりを感じてしまった。
海と、船と、クルマと、人のつながりが、目の前に見える。
次に驚いたのが、将棋のフォトギャラリー。
大山康晴さんを筆頭に、歴代の名人の対局が、
この銀波荘で開催されてきたのだ。
若かりし頃の加藤一二三さんの写真に、
思わず「若い」と、うれしくなった。
歴史、文化の中の銀波荘だ。
* * * * *
今回は食事処の改装に合わせて、
椅子とテーブルを納めさせていただいた。
壁面のガラスアートと、椅子・テーブルがコラボしている。
「お宿は、いろんな出逢いとコラボが生まれるドラマがある。」
うれしい納品にカンパイ。
KEIZO