001 らく楽椅子「アトリエ」、まもなく完成。

こんにちはエーランチです 1

らく楽椅子「アトリエ」、まもなく完成。

しゅっ、としたアームがデザインポイント

らく楽椅子シリーズの新作、背クッションの調整をしていました。無垢のチーク材でつくったフレームはハイバック。背中全体、肩、頭をしっかり支えてくれます。湾曲したアームは、腕の乗せ心地、手のひらで感じる触り心地が気持ちいい。クラフトの味わいがあって、デザインのポイントになっています。

   
分厚いシートの中身はモールドウレタン。お尻の座りがいいように成形されています。張り職人のエンリコさんがスエードのような感触の厚手のファブリックを張ります。曲面にそってファブリックが密着してシワが出ないようにするのはかなりの技術が要るはずですが、エンリコさんは手早く造作もなく張り上げます。簡単そうに見えるところが職人技。笑顔で見学を受け入れながら、目線と指先が厳しく集中していることを感じました。

鈴木さんのカラダで背クッションをデザインする

この日課題にしていたのは、背クッションの頭部の厚み。腰の部分がぽっこり膨れ上がっているのは、腰の気持ち良さのため。これだけでもかなり気持ちいいと思いますが、鈴木さんいわく、長時間快適に座っているためには、肩・首・頭の支え具合が重要ということ。 「オレみたいにシニアにとってはとくに大事なんだよ」と、実際に自分で座って、背の上部にも膨らみを持たせるためにクッション材を当てて確かめます。エンリコさんと上田さんとひとしきりあーだこーだと話し合いながら、形状、厚み、取り付け位置を検証。

一人ひとり仕様が標準仕様

BC 工房では、実際の販売のときも、こんなふうにお客さんの好みに合わせてカスタマイズをしているとのこと。そのために、張りが完成するまえにショップに来てもらい、座り心地を確かめて、クッションの硬さや背の形状などを確認してもらってから完成させるそうです。 カスタマイズが通常、一人ひとり仕様がBC 工房の標準仕様となっています。 「めんどうなことだけど、座り心地はみんな違うから。よそじゃやらないことをやらないとお客さんに喜んでもらえないよ」と、鈴木さんはいいます。

クッションが決まり、本仕上げの前にファブリックを仮張りします。ヘッドレストのような膨らみが背にそなわって、ますます気持ち良さそうな姿になりました。 これを建設中の新しい工房ギャラリーに持ち込んで、記念撮影。 新作・らく楽椅子「アトリエ」は、まもなくデビュー、のはずです。

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