在宅勤務、休校、お家にいる時間が長くなって、
家の居心地を良くしたい!と、
電話やメールで相談が増えてきました。
「和室で、書画を書くデスクと椅子がほしい。」
日経新聞の通販広告を見て、と四国の方とメールと電話でやりとり。
身長170cmくらいのシニア男性。足腰は元気。
筆で書画を書くのがご趣味。
8畳の和室で陽の光を追いながら移動して使いたい。
「畳の上で使える、ちょっと低めで、
作業もリラックスもできる椅子とデスク」
というテーマが見えてきました。
使う方の体型、身体の特徴、
使うお部屋の広さ、置き方、
使う時間のイメージ、ゆったりリラックスしたいのか、
集中して作業したいのか、両方なのか、
どんな書をどのくらい時間かけて書くのか、などなど、
ハードとソフトの両面を聞いていきます。
こんなのはどうでしょう?
→たたみずりのついた、座面高35〜38cmの「らく楽椅子」シリーズ
→幅110cmx60cmくらいで軽めの材質のデスク天板と、たたみずりのついた脚。
組み合わせるとこんなイメージ。
他にもいくつかの椅子とテーブルの組み合わせを提案やりとり。
椅子のアームのカタチの好み、天板の色や木目、カタチなど、
ご希望を盛り込んでいきます。
椅子とデスク天板のお気に入りが見えてきたら、
高さの調整。
椅子とテーブルの高さは、合わせ方で全然違う使い心地になります。
2、3cmの違いで、リラックスメインか、筆で書くのがメインか、が変わります。
そこはちょっと詳しくやりとり。
63cmだと、
パソコンやペンで書く作業にはやりやすいけど、筆で書くには近すぎる。リラックス感もちょっと減る。
60cmだと、
筆を持って背筋を伸ばして書くのにちょうどいい。リラックス感もアップ。
ということで、デスクの高さは60cmになりました。
メールや電話でのやりとりを繰り返すと、
いっしょに考え作る、という協働感が生まれますね。
リモートワークでのやりとりから、工房でのリアル制作へ。
作りながら感じたことを入れながら、「予想以上」の出来をめざします。
これから、家での時間をもっと自分らしく、楽しみたい。
という時代になっていくでしょう。
自分にピッタリの「マイデスク」、
デスクにもなる「大きめのダイニングテーブル」、
7、8時間仕事しても疲れない「マイチェア」、
見せたくないものを隠す「テレワークコーナー」づくり。
くつろぎと仕事のバランスを作る家具。今だからこそ、楽しいモノを作りたい!