オリエント急行の椅子

先日、店の外のサインを見て、入ってきてくれたお客さん。

 

 

家はアンティーク家具がたくさんあって、

アンティークのステンドグラスをリフォームでつかったり、

お友達が「喫茶店にしてほしい」と長居するような居心地のいいお部屋だそう。

 

 

「アンティークは大好きなんだけど、椅子は、私にはちょっと大きいのよ。」

と、自分がゆったりくつろげる椅子をずっと探していたそうです。

そんなSさんが、

「コレ、オリエント急行の椅子みたい!!!」

と目を輝かせたのが、らく楽椅子「やすらぎ」。

 

「この背中の横のクルッとなってるところ!

 オリエント急行の椅子もこんな感じになっていて、

 お隣のコトを気にしないで、窓の外を眺めたり、

 程よいプライベート感があるのよ。

 日本でこんな椅子に出会えるなんて、ビックリ!」

 

オリエント急行の椅子を調べてみると、

ウイングバックソファが、固定されずに、家具として置いてあるではないですか!

プライベート感と豪華な座り心地は、まさに動くホテルだったそう。

 

 

 

「もうちょっと背が高いと、あの時のつつまれる感じにもっと近くなるかなあ」

 

「じゃあ、10cm背中と、ウイングを高くカスタムしましょう。」

 

「私だと、もうちょっと奥行が浅いと背中と腰がピッタリつきそう。」

 

背中にいろんな厚みのウレタンを置いたりして、カウンセリングします。

 

「では、背張りには、プラス4cm、厚みを足しましょう。」

 

「はじめて来たのに、、、

 ずっと探していたような椅子がつくれるなんて、すごく楽しみ!」

 

 

Sさん、ちょっとお時間いただきますが、

お楽しみにお待ちください。

 

 

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今、工房では、背張りの厚みの研究開発をアレコレやっています。

 

最近、らく楽椅子の背中の厚みや、クッションの入れる位置など、

みなさんのご要望をたくさんいただきます。

 

 

座の奥行の調整、腰が痛い方のサポート用、

背中の曲がった方のために、上と下は厚くして、真ん中を低くしたり。

 

 

◎座面の奥行がその人に合っているコト、

◎背あたり、腰あたりが合っているコト、

 

 

は、マイチェアの大きなポイントだ!と実感します。

人それぞれの背あたり、腰あたりをカスタマイズ!

 

 

 

昨日から、青山BC工房に新しいサインがつきました。

 

 

「私は、つつまれる。」

 

 

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僕らもビックリの、ボスたちからのサプライズ。

 

今日も、「何のお店?」と来てくれた人もたくさん。

写真だけ撮って帰った人も。

 

青山BC工房は、「つつまれる屋」。

自分だけの「つつまれるマイチェア」をつくる工房ショップへ、

どうぞ。どうぞ。

 

 

 

青山BC工房

KAZU