「アートクチュール」で Oh!得すーる!

今日から、青山BC工房、ふじのリビングアートで、

春の「アートクチュール展」が始まりました。

「アートクチュール」?

「アート」と「オートクチュール」をミックスしたBC語です。

”Haute “(オート)=高級な、高い ”Couture”(クチュール)=仕立服

パリコレなどで、発表されたデザインに、

喝采を浴びせたセレブたちが、

自分のサイズや好みをオーダーする、

最高級の一点モノの仕立服が「オートクチュール」。

 

BC工房の「アートクチュール」は、

”ART” アートと呼べるくらい入れ込んだモノを

”Couture” 一人ひとりお客さんといっしょに考え、仕立て上げようぜ!

という熱き思いです!

 

私の「アートクチュール」を刺激するのは、

らく楽椅子「かがやき」です。

もう、一目見て、「なんだこの椅子は!」という驚きと、

孤高をモノともしない力強いたたずまいにひきつけられます。

大きく広げた羽根のような笠木。

彫刻は、全て腕利きの彫刻師の手彫りです。

中心には、バラ色の人生を祝福するような彫刻。

獅子のようなアームは、握りしめたくなる。

クラシカルな植物の柄の彫刻も、きらびやかさを添えています。

座面はお尻をスッと受け止めるM型モールドウレタン。

背張りは広く、大きな気持ちになる。

サイドの張りは、つつまれる安心感。

広い、大きな、安心の座り心地。

 

そして、座ると、「羽根が生える」!

椅子は、その昔、権威の象徴だった。

「玉座」と言ってもいいくらい、

大きな気持ちで、ココロは大空を飛び回るようにかがやくのです。

 

らくらく椅子「かがやき」

幅105 奥行き78 高さ98 座面高35‐38

10万円(布・合皮)税別

 

 

らく楽椅子「かがやき」は、

以前から作っていた「アラジンの椅子」をベースにリ・デザインしました。

アラジンの椅子は、

「サウジアラビアの王族のおばあちゃんに日本からプレゼントする椅子」

という実際のお客さんの要望から生まれた、

「アートクチュール」な椅子。

 

 

ベールに包まれた、アラブの王族のおばあちゃん。

椅子に座って何をするかというと、横座りして、長電話。

なんだそう!

 

デザイナーとボスは、アラブ専門の家具の産地に足を運び、

エキスを吸収。

 

工房のつくり手たちと相談しあい、

ザハ・ハディドの建築のような有機的なフォルムが生まれ、

 

彫刻師からは、

アラブならコレ!というモスクのような優美な彫刻を引き出し、

 

布屋さんでは、

アラブのおばあちゃんには絶対コレ!という張り地を聞き出し、

 

 

和を感じさせる格子と、足元のたたみずりを加えて、

アラブ、西洋、東洋、アジア、日本、文化チャンプールの椅子が生まれました。

 

 

 

 

国や宗教を超えた多くの人の

「これがいいんじゃない?」

を積み上げて、「どこにもない椅子」が生まれた。

 

1人の天才の作り上げるアートもすごいけど、

フツウの人の思い、センス、知恵、ワザが集まって作り上げるのも、すごいアート。

 

天才じゃないから、みんなでつくる。

失敗しても、やりつづける。

うまくいってても、見直してみる。

しぶとく、続ける。

それが、BC工房の「アートクチュール」。

 

 

自分はフツウと思っている人が、実は全然フツウじゃない。

「フツウの人のオモシロさ」は千差万別、百花総覧。

だから、「人生のマイチェア」らく楽椅子シリーズは12種類もあります。

その12種類の椅子から、さらに自分だけのモノにするアートクチュールもアリ。

千差万別、百花総覧。

フツウだけどフツウじゃない。

そんな人の「アートクチュール」な椅子をつくりたい。

 

 

そして、値づけは、ちょっとフツウじゃない。

自分なら、「人生のマイチェア」がいくらだったらうれしいか?

その答えが、「10万円」。

だから、らく楽椅子は、12種類全部 10万円。

 

あんなに彫刻が入っても、10万円。

それほど彫刻はなくても、10万円。

 

 

10万円の幸せ。と出会ってください。

 

人気投票で、お宿宿泊券が当たる。なんて企画もあります。

 

アートクチュールで、Oh!得すーる!

 

 

 

青山BC工房 KAZU